函館中央三菱自動車販売株式会社

第7回
はこだてエコフェスタ

電動自動車にかける熱い夏の日
2015

by りっきー

全国初の試みを実行!

 第7回「はこだてエコフェスタ」当社も今年で5度目の出展となり  今年はその中でも重要な任務を任される事となり結果 「全国初」の試みを実行する事となったのです! 当日はそのお陰で緊張感で一杯! 全く気の抜けないイベントでした…5度目の出展に当たり イベントのタイトルに相応しい内容であるべきではないかと 主催の市・環境部に 2年間説得をし内容の充実とイベントタイトルにマッチした内容を書簡にして提出したり 直談判をして具体案を提言させて頂いた結果今回の「全国初」の取組に辿り着いたと言う事なのです! 「全国初」その中身とは…今回のホームページ内容はこのイベントへの当社の係りを明記します!どれだけの事をしたのか出来るだけ記しますので楽しくない中身かも知れませんが 「電気自動車の」もう一つの魅力「移動電源車」と言う物の「実」を知って頂きたく…正に 「実証検証」の場を知って頂きたく それと言うのも自治体が主体の「エコフェスタ」と言う まさに環境保全・3R推進・資源保護を 市民目線で意識の向上と 実行を促すと言った真面目なイベントでもあり 家族連れの来場を目する事から さまざまなアトラクションも企画され 楽しむ・学ぶ・育む事を体感出来るイベントでもあるのです!

 次に イベント企画に盛り込んでもらったのは「食育」の観点から食した物は 自分の血や肉 はたまた行動する為のエネルギー 美味しい・嬉しいと思う事で身体が「育まれる」事  そして残さず食べる事で生産者に関する感謝の気持ちを持ってもらう事を前提に「箱館移動販売連合会」の参加で会場での「食」の 選択肢を!
さて今回は

当社4台、地元協力企業3台、函館市1台合計8台の「電動車両」を駆使しイベント全体で利用する電力を全て賄うと言う事が

「全国初」

と言われるゆえんです!

1台目 i-MiEV 協力企業車輌

 1台目 i-MiEVはメインステージ エアドーム約600㍗ プラス音響機材約600㍗に電力供給と言う所からスタートし「消費電力1,200㍗」これが協力企業様提供i-MiEVエアドーム+音響機材=約1,100㍗に給電!
5時間半止まる事無く活動 瞬間1,500㍗になり「過負荷警告」も出る中「落ち」無くその任務をしっかりと全うしたのです!
これには音響屋さんもドーム設置の市側も驚きの表情!こんなに使えるの?こんなに残っているの?走れるの?様々な意見がありました

2台目 MINICAB-MiEV 協力企業車輌

 2台目MINICAB-MiEVはメインstage音響機材約300㍗に供給し!
この2台は休む事無く電力供給 の為 どうなる事かと思いましたが 昨年少し懸念していた音切れの症状もなく その後終了まで問題は全く無く 演じる側の欲しい音の量を無理なく確保できる事ができ 音響屋さんから「太鼓判」を頂きました! エアドーム横で音楽機材に給電!
協力企業様から借受のMINICAB-MiEV…約5時間 音響機材に300㍗レベルで給電 音響機材の進化は驚かされるものがあります メインStageへの給電はSpeakerとMixerですが 今はMixerを介しての給電なので 1系統で給電が賄えるので  その給電の根幹がしっかりしていれば…

3台目 OUTLANDER PHEV

 3台目OUTLANDER PHEVマイナーチェンジ後初の移動電源車デビュー
ウォーターサーバ試飲コーナーへ450㍗+Speaker増設200㍗に電源供給!
フル満タン+フルチャージだと10日程この状態ならば使用可能と説明すると 皆さん一様に驚き またその経済性の高さと スタイリングの変化に興味を持った方もいた… これがOUTLANDER PHEV!5時間半イベント了後の検証供給電力650㍗ 勿論エンジンの活用は一切なし!ガチです!
現地まで約10㌔程走行してのこの結果です! 会場内で一番注目されていた車でもあり お客様からも質問は多かった のも一番新しい車…と言う事からも 頷けるかもしれませんねぇ

4台目 i-MiEV

 この4台目i-MiEVは「ニチコン」機との組合せで2台分の仕事を完遂
「EVパワーステーション」として 2系統電気供給可能と言う代物
本来「車から家に供給」する為の中間機ですが このi-MiEVから何と3kw給電でき 当日は2件の飲食ブースへ給電! 保温器1,200㍗+ポップコーン製造機1,260㍗に供給しました!  これが京都「ニチコン」と言う会社で「EV」を蓄電池として利用可能にする為に造られた「EVパワーステーション」と言うモデルで MiEV power Boxだと1,500㍗しか取り出せないのに この機械は2系統で3,000㍗取り出しが可能なのだ! 本来据置で使用するのだが 今回はデモ機として機械供与のご協力を頂き 検証も出来ました
2系統給電 初トライのi-MiEV… 確かに電池残量は少なく見えますが

 これでも後50~60㌔は走行可能です 約2,500㍗を5時間半給電していたと考えれば 優秀な方ではないかと りっきーは思いました! 初めての試みで結構ドキドキもんでしたが 実証検証見事に成功と言う事になりました 「ニチコン」さんに感謝致します!


MiEVパワーボックスとは?

パワーボックスは、MiEV、ミニキャブMiEVの急速充電コネクターに接続し、大容量の駆動用バッテリーに蓄えられた電力の一部をAC100Vで最大1,500Wまで取り出すことが可能です外出先や非常時における、各種家電製品等への電力供給を行うことを主とし、1,500Wで連続使用した場合、約5~6時間使用することができ、セーブすると一般家庭の約1,5~2日分の電力消費量をまかなうことが可能です

5台目 i-MiEV 協力企業車輌

 5台目はi-MiEV…2ブースへ供給 120㍗+100㍗これならば何の問題も無く給電が行える ただ各ブースの方々は何故か不安げ… それもそのはず接続量がが多ければ 電気自動車を知らない素人さんは本当に大丈夫なのと やはり始めて見るなら思うんじゃないかなぁ? しかし 心配をよそに 余りに電力が食わなかった ので(2コマ減)電池残量撮影を忘れました^^;
この車は会場入り口の真ん前にあり 結構見て行く人が多かったと聞いた
車としてはガソリン車とは「似て非なる物」と常々言って来ただけにその認識が新たなものになってくれたならと願うばかりです!

6台目 i-MiEV

 6台目はkitty i-MiEV…コカ・コーラさんとのコラボレートで…
災害専用機16時間冷えていれば 待機電力だけで作動すると言う優れもの… ここには事実上250㍗…冷えが足りなきゃ 1,200㍗が必要となりますが 時代と技術革新そして私たちの生活は進んで行くのですね…  そして6台目の仕事はもう一つ 右端にある綿菓子製造機… 本来これは予定に無く コーラさんの自販機が待機でなければ オーバーワークとなり 一時出来なくなるのではと言う懸念が… 元々このブースは電力供給Overになる事が申請されておらず よく持ち応えたと思いますね…
考えたらこの日の総電力供給量は約8,090㍗程でPeakで9,000㍗位かと…

 コカ・コーラさんとのコラボはとても注目され 昨年も何度か一緒に活動! 互いが同じカラーリングの為コーディネートが取れた格好となり セット化すれば余計に見栄えがします! コーディネートはこーでぃねぇと(笑)
「消費電力250㍗」コカコーラブースで行われていた キャップアート「1DAYチャレンジ」  函館市の新キャラクターマーク… これをペットボトルのキャップで 来場された方達にお手伝い頂き製作   見事に完成の運びとなりました! りっきーもお手伝いしました! 当社kittyMIEV…こちらは当初と予定が違い コカ・コーラさんの災害用自販機と お隣の縁日ブースの電動くじ機1,200㍗+800㍗=2,000㍗? 容量Overなのですが じつゎ…コーラさんの災害対応機は 魔法瓶の様な構造で 一旦しっかり冷やせば 10時間は待機電力250㍗程度の消費電力…でも本当は綿菓子気に転用

7台目 MINICAB-MiEV 函館市環境部

 最後の7台目は市・環境部の初「電気自動車」だが ここは言うまでもない環境・ECOの推進がメインの役所 自分たちの出展ブースと先程の縁日ブースの電動くじ太郎へ 電源供給… 環境部出展約60㍗+くじ太郎機800㍗へ…環境部さんも それぞれの部門があって環境推進課さんは 地味ながら活動は大胆って感じ…  当社のMINICAB-MiEV 最終的には予備車両の様になりました…  頭書は飲食ブースへ電源供給(1,200㍗)していたのですが 車両変更の為スペアカー的存在に!この時点で

7台の「電動車両」で約10kwhの電力を賄い切ったと言う「実証検証」が結果

として得られた事になりました!「電気自動車侮りがたし」です

新聞でも大きく掲載されました

 環境やECOの意識の醸成は 小さなお子さんから… 廃材からだってこんなものも作れるんだって事を 毎年皆に伝え実際にやらせてみる… とっても良い事だと思います! ちびっ子のみなさん! お家で資源を大切にする協力をしていますか? 「お水」「電気」「食べ物」無駄にしていませんか? もしも お父さん・お母さんに 言われたら… 気を付けて直しましょう! きちんと出来たら もしかして「良い事がある」かも知れませんよ 親子で「おが屑を使って鉛筆を作る」って催しもやっていました

 楽しく環境を守る事を 親子一緒に体験出来るのは記憶に残る事でしょう  ECO推進の観点からこんな事も行いました 使用していない・しなくなった古着を回収 再利用を色々な観点で考え生かす事を目的に行っている 本当に地味だがECO活動に於いての基本中の基本だと思う!  フリマと違う大切さがあると心からそう思うのですが 皆さんはどう考えます?  他メーカーさんも「ECO CAR」ブースを設け
自動車ディーラーも環境意識の高さを商品でアピールしていました! 本当は各社独自の技術アピールも大切ですが グローバル意識の点では メーカー間の垣根を越えて「一枚岩」「統一」で 環境車両開発を手掛けられたら 日本の車は「世界一」になると思います


OUTLANDER PHEVのここがスゴイ

駆動用バッテリーの電力をダイレクトに取り出せる、AC100Vコンセントが設置されており最大出力も1500Wの大容量。 満充電の状態で一般家庭の約1日分に相当、バッテリーチャージモードに よるエンジンでの発電も組み合わせればガソリン満タンで約10日分相当の電力がまかなえます。

衆議院議員 逢坂誠二氏

 この方は「衆議院議員 逢坂誠二氏」 環境事にも取組んでらっしゃる方で 1月東京イベントにも応援に駆け付けて頂き 今回イベント全体電力をEVで賄っていると話したら 秘書さんに直ぐに撮影をと… 凄い事やってんねぇとお褒めを頂き ガッチリ握手を交わして頂きました! 政党に拘わらず理解頂けるのは光栄な事です!

プロジェクトを成し遂げる

 くじやにあった ECOな動物の 仲間たち ちょっと可愛いもんだから紹介しちゃいます!文句ひとつ言わず(笑)子供にはしっかりついていく… こんな動物がいたらどうします? お陰様で「三菱自動車」としては 今回の「はこだてエコフェスタ」 全国初の取組として当日使用する全ての電力を電気自動車で賄うと言う 大きなプロジェクトはほぼ成功裏に終える事が出来ました!

 多くの皆様に来場頂き去年とは違う 「はこだてエコフェスタ」をお見せする 一助になれた事を本当に嬉しく 私の提言にご理解頂き この場面を提供頂いた 函館市様に感謝の気持ちで一杯です!
この日1日最後までりっきーは緊張感で一杯 電源落ちでのリスクは絶対に出せなかったからです! 正直 ほっともっと ってとこ
 この「函館山」を見る度に私達三菱が どれだけこの環境を守る為に貢献出来るだろうかと日々考えさせられます…
最後にご協力頂いた菅原組様・函館整備センター様・工藤組様・旭川西山坂田電気様・ニチコン様・函館コカコーラ販売様 衷心より御礼申し上げ「はこだてエコフェスタ」の実証検証報告とさせて頂きます!ありがとうございました

present by

函館中央三菱自動車販売株式会社

EVブランド推進室 力石 嘉孝

通称 りっきー